遅ればせながら、3月11日。
2年前のその日、何をしていたか、
どう過ごしていたかみんなで話しました。
その日その時、あとりえの事務所の本棚から本が溢れ、
メダカの水槽の水が周りに飛び散り、
ノートパソコンが一台ダメになりました。
私は家族と旅行中で日本にいませんでした。
大きな地震と津波の情報は、少し遅れて知ることとなり、
帰宅難民となったあとりえ員達とメールで状況をやり取りしながら、
築地の自宅に泊まるように連絡、冷凍庫のチマキが朝ご飯になったようです。
多少は直接的な被害もありましたが、
間接的に仕事にも生活にも大きな影響があり、
その後はちょっと普通じゃない日々が続きましたよね。
そしてまだ、その「普通じゃない日々」が続いている人たちもいっぱいいます。
みんなと話をしたことで、
また当時の気持ちがよみがえってきました。
あらためて、緊急時の連絡の方法を確認したり、
事務所の備品をチェックしたり。
今月末にはあとりえのみんなで福島に行きます。
若いあとりえ員二人はまだ被災地に行ったことはないそうです。
2年後の今、被害回復がどれくらい進んでいるか、
または進んでいないのかを、この目で見てきたいと思います。
全ての人が笑顔で暮らせる世の中になりますように。